竹井の実験室での夜。
ガラスのビーカーや機器が並ぶテーブルの上で、緑色に光る液体がゆっくりと揺れている。
レイン、そら、そして竹井がソファに座っている。
テーブルにはレインお気に入りの紅茶が湯気を立てている。
レイン:「今日も夜になって、ようやく落ち着いたね。やはり夜は俺にとって特別な時間だよ」
そら:「そうですね、レインさん。夜は静かで、どこか安心感がありますよね。僕もこの実験室の夜の雰囲気、好きです」
竹井(ニヤリとしながら):「いやぁ、そら君は本当に純粋だね。夜になると安心するなんて、普通の人間にはなかなか言えないセリフだよ。僕なんて、夜は新しい実験が楽しみで仕方ないから、眠れなくなるんだ」
レイン(やや冷たい口調で):「竹井、それは君が夜行性じゃなくて、ただの変人マッドサイエンティストだからだろう」
竹井(冗談めかして):「そうか!僕も吸血鬼になれば、もっと夜の楽しみを満喫できるのかもなぁ。レイン君、どうだい?試しに僕をヴァンパイアにしてくれないかい?」
レイン(少しムッとして):「断る。ヴァンパイアの生活はそんなに楽じゃない。少なくとも、君お前のように日光を浴びて笑っていられる余裕はないさ」
そら(優しくフォローするように):「でもレインさん、多少の日光なら大丈夫なんですよね?いつもあの素敵なスカーフを巻いて、外出してるし…」
レイン(微笑んで):「そうだね。そら君のおかげで、スカーフのおしゃれも楽しんでいるよ。ただ、真夏のあの照りつける日差しは辛い。夏の日中なんて溶けてしまいそうだよ。あの強い日差しが皮膚に焼きつくようで、スカーフを巻かないと外には出られない」
そら(心配そうに):「そうですよね…レインさん、無理しないでくださいね。僕が買い物とか外出することがあれば、いつでも言ってください!」
竹井(からかうように):「そら君は優しいねぇ。僕もそら君にスカーフ選んでもらおうかな?」
レイン(少し厳しい口調で):「竹井、お前は日中でもこの実験室にこもっているから、スカーフなんて必要ないだろう。そもそも、夜間の犯罪調査を依頼されるのは、俺がヴァンパイアだからだ。君のように24時間研究を続けることはできないが、夜にこそ俺の力が発揮できる」
竹井(茶化すように):「あぁ、そうだった。夜の街での調査は、レイン君の独壇場だものね。暗闇でも素早く動けるし、犯罪者もビビっちゃうだろうね。急に君が出てくるんだから」
レイン(苦笑しながら):「警部もよく夜間の依頼を持って来てくれるよ。『夜は君の時間だろう』ってね。まあ、俺には夜が一番快適な時間だ。昼間に無理して動くより、夜の静けさの中で集中するほうがずっと効率がいい」
そら(楽しそうに):「レインさん、本当に夜が似合いますよね。夜の街で歩く姿も、なんだか映画のワンシーンみたいにカッコイイですし」
竹井(ニヤリとしながら):「なるほど、そら君はレイン君のファン第一号だね。夜の街を歩くヴァンパイア探偵…それだけでロマンがあるねぇ」
レイン(そらに向かって優しく):「そら君、ありがとう。でも、君がそばにいてくれるから、俺もこうして頑張れるんだよ。君のおかげで、夜の冷たい空気も少し温かく感じるんだ」
そら(顔を赤らめて):「そ、そんな…僕はただ、レインさんのお手伝いをしているだけですから」
竹井(冗談めかして):「おいおい、甘すぎるぞ二人とも。僕の方が寒気がしてきたよ。そんなにイチャイチャしてると、実験で冷却剤使わなくても済みそうだ」
レイン(溜息をつきながら):「竹井、お前は本当に冗談が過ぎる。そら君が恥ずかしがっているだろう?」
竹井(悪びれずに):「いやいや、僕としてはこれが実験なんだよ。二人の反応が面白くて、どうにもやめられないんだよね」
こうして夜更けまで、竹井の実験室には、彼らの軽妙な会話が響いていた。
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作者: RIHO