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人を褒められない人の特徴とは?どうして褒めてくれないの!

なにがなんでも他人は褒めない!
そういった人、いますよね。
人を褒めることができない人は、他人の話に対しても「YES」と言えない傾向にあります。
なんでも否定されると話し辛い…、絶対に他人を認めないな、と感じることもあり、だんだんと疎遠になってしまったりします。
今回は、そういった「他人を褒めることができない人」の心理を紹介していきます。
もしあなたの周りにそういった人がいるのであれば、是非参考にしてみてください。

他人からの評価が自分の価値

人を褒めることができない人の心理として、人からの評価が自分の価値だという心理があります。
人を褒めることができない人は、自分が高く評価されること、または褒められることを強く求めています。


人から評価されてこそ自分の価値が上がるといった概念がありますので、自分以外の他人が褒められるという場面を嫌がり常にマークしています。
他人が褒められることで自分よりも相手が上になってしまうような気がするので、そのために自分以外の誰かが評価されることを嫌がる傾向にあり、自らも人を褒めることをしません。

自信がないタイプが多い

人を褒めることができない人は、自分のことが大好き人間だと思われがちで、常に勝気な態度を示しているために自信過剰だと思われてしまいます。
大口を叩いたり、ビックマウスとして知られる人も少なくありません。
しかし実際は、自分でも気付いていない深層心理の中に「自分に自信がない」という心理が潜んでいます。

自己評価が低いという傾向にあり、自分に自信がありません。
それにより、他人を褒めることで「自分より優れている」と認めてしまうことを拒みます。
他人に対する評価のレベルは非常に高く、他人は自分よりも下だと思い込んでいます。
そうすることで安心感を得ているのが褒められない人が持つ心理のひとつです。

過剰な負けず嫌い

本来、負けず嫌いというのは闘争心があり、今いる場所よりも高みを目指す向上心を養えるために悪いことばかりではありません。
しかし負けず嫌いが度を越えてしまうと「完璧主義者」となってしまいます。
過剰に負けず嫌いな人は、相手を褒める=自分が負ける、という計算式が出来上がってしまっているために、人を褒めることをしません。


この負けず嫌いの心理は、幼少期の頃が土台となっているケースがあります。
親からの大きな期待を背負っていたり、テストの成績が良いと褒められるといった「完璧を目指す優等生」が過剰な負けず嫌いになってしまうパターンがあります。


特に、良い成績をとることを親から強要されていた人は、他の同級生に負けることで親から冷たくされたり見離されることを恐れていて、絶対に負けられないといった環境で育ったために「負ける」ということがトラウマとなり、大人になってもそのトラウマは残っていることがあります。


こういったタイプの人は自分にも厳しい人が多いですが、そのために他人に対しても完璧を求めてしまい、そのレベルの高さから他人を卑下してしまう傾向にあります。
こういった人は挫折に弱く、負けたと思うと立ち直れなくなることを恐れているので自分の負けを認めません。
だから人を褒めることができなくなってしまうのです。

褒めないことで自己防衛している

他人が何かで成功しても、それに対しスルーしたり労いの言葉をかけることができない人は、その「褒めない」という行動で自己防衛しています。
仕事先の同僚が大きな案件を契約することができ、会社にとって莫大な利益がでたとしても「面白くない」と感じノーコメントのままスルーするのです。

自分の立場が脅かされたと認知してしまい、成功者を敵対視してしまいます。
もっと身近なところで例えますと、女性の場合、合コンや飲み会の席でチヤホヤされている女性がいるとします。
するとその女性に対して嫌悪感を抱くようになり、「男に媚びる女」というレッテルを貼り付けます。

これも「自分が中心でない」ことへの嫉妬からきているもので、(でも男に媚びるような女は魅力的でない)(たいして可愛くない)と相手を卑下することで自分を守ります。
他人が自分より注目されることに対して嫉妬し、相手を心の中で下げる。
これも褒めることができない人の特徴です。

人を褒められない人との接し方を考えよう

人を褒めることができない人は、一定数存在しています。
常に他人に対し否定的な言動をとるために、人を褒めることができない人の周りには人は集まりません。
自分自身しか信用できないために、他人に自分の弱い部分を見せることもありません


他人を頼ることもしないので努力家な人が多いですが、社会に出るとコミュニケーション能力がある程度必要になってきますので、褒められない人は社会に出たときに円滑な人間関係を築くことは難しいと言えます。


もしあなたの周りに褒めることができない人が存在しているのであれば、その人に対してイライラしてしまったりモヤモヤする場面もあるかと思いますが、こういった心理があるのだと理解していると接し方も変わってくるのではないでしょうか。